今年読んだ技術書をまとめようと思います。年末なので振り返ってみようと思います。
今年はよく電車に乗ったりして暇を潰す機会が多かったのと、意識的に積み本を消化しようとしていたのでたくさん読みました。1回読んだだけでは全て理解しきれないので、何度も繰り返し読もうと思います。順番は読んだ順にしようと思いましたけど、よく覚えてないので適当です。
Effective STL―STLを効果的に使いこなす50の鉄則
- 作者: スコットメイヤーズ,Scott Meyers,細谷昭
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2002/01
- メディア: 単行本
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2月頃読みました。当時Amazonや大きな書店に置いておらず、貴重だと思っていたEffective STLが実家の本屋で売っていたので即買いしました。STLの使い方を知りたかったので。
- 作者: 川中真耶,杵渕朋彦,椎名俊輔
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/05/30
- メディア: 大型本
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2月頃読みました。赤黒木の実装が載っていたので買いました。勉強というより読み物として読みました。
Modern C++ Design―ジェネリック・プログラミングおよびデザイン・パターンを利用するための究極のテンプレート活用術 (C++ In‐Depth Series)
- 作者: アンドレイアレキサンドレスク,Andrei Alexandrescu,村上雅章
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
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積み本消化シリーズ1。4月頃読みました。この本読んでC++に対する好奇心がさらに増しました。とても面白かったです。そして10年以上前の本なのに、現在のC++標準ライブラリの設計の元になっている技術が載っていて驚きました。
C++ Coding Standards―101のルール、ガイドライン、ベストプラクティス (C++ in‐depth series)
- 作者: ハーブサッター,アンドレイアレキサンドレスク,浜田光之,Herb Sutter,Andrei Alexandrescu,浜田真理
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
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詰み梵鐘かシリーズ2。4月頃読みました。Modern C++ Desgin等でマニアックな知識をつけるのもいいけど、基本的なプラクティスも知っておくべきだろうということで読みました。とても良い本です。
- 作者: 岡本隆史,武田健太郎,相良幸範
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/07/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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多分5月頃購入。gitをwebサイトだけで使うのに辛みを感じていたので、まとまった本が欲しくて買いました。結果正解で、知りたいことが載っていたので満足です。
C++テンプレートメタプログラミング (Programmer’s SELECTION)
- 作者: アレクセイ・グルトヴォイ,デビッド・エブラハムズ,玉井浩
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2010/03/12
- メディア: 大型本
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積み本消化シリーズ3。6月頃読みました。TMPのテクニックを学びたくて読んだのですが(もちろんTMPのテクニックも幾らか載っていましたが)、Boost.TMPの使い方、自作データ構造をBoost.TMPで使う方法が載っているリファレンス的な本でした。最後のプリプロセス時メタプログラミングの章が面白かったです。現行のC++の本でプリプロセス時メタプログラミング載っている本って他に無いんじゃないんでしょうか?
- 作者: 高橋晶,安藤敏彦,一戸優介,楠田真矢,道化師,湯朝剛介
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2013/05/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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日本で唯一C++11に対応していると思われる本です。規格とか読んでいないので、この本で初めて知ったC++11の仕様がありました(例えばメンバ関数への参照修飾子など)。文字列のsplitやtrimの実装や、標準ライブラリのthread関連について読んでいて興味深かったです。
Exceptional C++―47のクイズ形式によるプログラム問題と解法 (C++ in‐Depth Series)
- 作者: ハーブサッター,浜田光之,Harb Sutter,浜田真理
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2000/11
- メディア: 単行本
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実は読んでいませんでした。積み本消化シリーズ4。6月頃読みました。オブジェクトの初期化順や、インターフェースの設計、例外安全な実装など落とし穴の回避方法が載っており、良いですが、流石に内容が古い感じは否めませんでした(auto_ptr薦めていたり)。
- 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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8月頃読みました。アジャイルというものはよく耳にしたことがあったのですが、具体的にどういうものか知らなかったので読みました。開発手法に関する知識も付けたいという狙いもありました。とても勉強になり、少数のプロジェクトならぜひ取り入れたいと思いました。進捗を可視化する方法(バーンダウンチャートなど)、仕様は変わるものと受け入れる、など新しい発見が多かったです。
- 作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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来年からプログラマといて働きたい(切望)ので、プロとして知っておくべきことが纏まっているのでは無いかと思い読みました。暑さの割には読み応えがあり、読むのに結構時間かかりました。大体はバージョン管理しよう、とかテストを書こうという内容が多かったです。
Unityではじめるゲームづくり (DVD付) (ゲープロシリーズ)
- 作者: ミシェル・メナード,.,湊和久,大西康満,放課後Unity倶楽部
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2011/11/02
- メディア: 大型本
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10月頃読みました。巷で噂のUnityを触ってみようということで、友人からこの本を借りました。Unityのバージョン違いでUIが違っていてちょっと戸惑いましたが、Unityの使い方を体系的に学ぶことができました。
- 作者: 中博俊,猪股健太郎,岩永信之,山本康彦
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/03/09
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UnityのスクリプトをC#で書くので、折角ならちゃんとC#の使い方を覚えようと思いました。プログラミング自体は初心者ではなかったので、他の言語触ってる人向けのC#入門本を探していました。そしたらこれを見つけて購入しました。いい感じに知りたいことが載っていたので良かったです。
More Exceptional C++ さらに40のクイズ形式によるプログラム問題と解法 (C++ In‐Depth Series)
- 作者: ハーブサッター,Herb Sutter,浜田光之,浜田真理
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2008/11/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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11月頃読みました。積み本消化シリーズ5。直接の開発では使わなそうですが、興味深いトピック(純粋仮想関数に定義ができるがそれが有効な時がいつなのか、当時まだラムダ式の無いC++で関数内関数をどう実現するか、マクロを使うべき場面とは、など)が纏められていました。traitsによる設計やauto_ptrの欠点を補うValuePtrなど、実際の開発に使えそうなトピックもありました。
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)
- 作者: Dustin Boswell,Trevor Foucher,須藤功平,角征典
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2012/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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12月頃読みました。最近読み終わりました。とても評判がいいので気になって購入。確かにプログラム書く人全員に読んで欲しい内容となっています。リファクタリングする時はこの本片手にリファクタリングすると良いのではないかと思います。繰り返し読んで全部暗記するぐらいしてもいいと思える本です。全部で200ページちょっとなので薄くて周回しやすいのも良いです。
以上で今年読んだ本です。たくさん読んだと自分では思っているのですが、今数えてみたらまだ積み本が16冊以上あるのでいつになったら全部読み終わるのやら… 1度読んだ本でも1回読んだらそれで終わりではなく、繰り返し読んでいきたいので更に時間かかりそうです。